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Ruby バージョンアップ実施予定のお知らせ

>>下記の作業は終了しております。ご協力ありがとうございました

Ruby バージョンアップ実施予定のお知らせ

2010 年 9 月 17 日
HGC 利用者各位

当センターのサービスを日頃ご利用下さいまして、ありがとうございます。

下記の日時において、/usr/local/ 以下にインストールされている Ruby を
1.8.7 から 1.9.2 にバージョンアップ致します。

日時:2010 年 10 月 18 日(月)

Ruby 1.9 では高速化や多言語化など様々な改良が行われていますが、
バージョンアップに伴い、一部 Ruby 1.8 と互換性のない変更があるため、
プログラムが動作しなくなる可能性がございます。
お手数をおかけして申し訳ございませんが、Ruby 利用者の方は、1.9.2 に
対応するようプログラムを変更するか、1.8.7 を使用するようパスの変更を
お願い致します。1.9.2 を使用する場合は、パスを変更する必要はございません。

[1.8.7 の使用を継続する場合の変更点]

スクリプト1行目の shebang 行を以下に変更して下さい。
#!/usr/local/package/ruby/current1.8/bin/ruby

[1.9.2 に移行する場合の注意点]

Ruby 1.9.2 を /usr/local/package/ruby/current1.9/ 以下にインストールして
おりますので、今のうちに動作のご確認をお願い致します。

ただし、1.9.2 では、Ruby モジュールである rb-gsl をインストールすることが
できなかったため、rb-gsl を使用しているプログラムは、1.8.7 をご使用下さい。

Ruby 1.9 では、最も大きな変更点である多言語化により、ソースファイル内に
日本語が含まれている場合、エラーとなります。このエラーを回避するには、
マジックコメントと呼ばれる特殊なコメント行を追加して、ソースファイルの
エンコーディングを指定する必要があります。

スパコンシステムのデフォルトの文字コードは、EUC-JP です。以下のコマンドで
確認できます。
$ echo $LANG
文字コードが EUC-JP の場合、以下の通りソースファイルにマジックコメントを
記述することでエラーを回避できます。
# coding: euc-jp

ソースファイルが ASCII 文字のみで書かれている場合は、マジックコメントは
必要ありません。

その他の変更点につきましては、下記 URL をご参照願います。

http://svn.ruby-lang.org/repos/ruby/tags/v1_9_2_0/NEWS
http://svn.ruby-lang.org/repos/ruby/tags/v1_9_1_0/NEWS
http://jp.rubyist.net/magazine/?0025-FirstStepRuby191

ご理解とご協力をお願い致します。

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ヒトゲノム解析センター
スーパーコンピュータ室

Tel(内線): 75620
(外線): 03-5449-5620
E-mail: info@hgc.jp
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